福島県南会津郡下郷町(大内宿)高倉神社 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

2008

7月2日(水)

福島県南会津郡下郷町(しもごうまち)(大内宿)高倉神社 
南会津で最初の夏祭りで「半夏(はんげ)祭り」という。
毎年、決まって7月2日に行われる。神輿は2.8尺ほどのもので、古くも見えるが、そうでもないのか良く分らなかった。祭は大内宿住民総出で行われる神幸行列で、概要は次の通りで ある。行列神事の一環で神輿も登場する。祭礼日は7月1、2日の固定。
7月1日夜、20:00から高倉神社で祭礼の当番を決める会合がある。実際は事前に決めていて儀式のようなものだそうだ。見に行ったが暗い神社参道を登るが、神社社殿内も暗いままで本当に儀式だという気がする。こうして決めた役割は当日朝早くに神社参道入り口の大鳥居前に張り出される。
当日は11:30に役員と行列奉仕者が神社に参集して、行列出発の神事が行われ、神輿に御霊入れがされる。もっとも、神輿の扉は四方とも開いたままだ。御霊入れは神官だけで誰にもみせない。
行列奉仕者は裃の役員を除いて全員わらじ履きの白丁姿だ。天狗ふたりは一応天狗の格好だ。12:30になると余り前触れも無く行列順に神社から下りて鳥居前に隊列を組み、スタートする。先頭は何故か獅子舞だ。
結構、神事だから撮影には厳しくて、脚立のりでの撮影はご法度だ。どうりで脚立の人が居ない訳だ。でも撮りにくい。行列は大内宿宿場ほぼ中央にある大鳥居を出て「上(かみ)」に向かい、宿場の端で一旦休憩、次に「下(しも)」に向かい、そこで休憩、神輿と屋台だけが中央付近まで早めに来て神事、また獅子舞が先頭で行列が戻ってくると神輿が最後に行列について、神社へ戻るので、全部の終了が14:30頃だ。休憩のつど神官と役員が家に上がりもてなしの膳を受ける。古いままの姿を残した静かな行事といえよう。
大内宿は会津鉄道 湯野上温泉駅からタクシーで5km、10分くらいだ。歩くのは一寸厳しい距離だ。国の建造物指定区域に指定されている南会津屈指の観光地でもあり、家はすべて茅葺屋根である。
(斎藤力・さいとう つとむ)
 

 

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