千葉県野田市上花輪/香取神社末社大杉神社

 

 

 

 

2009

7月21日(月)

千葉県野田市上花輪/香取神社末社大杉神社
(ちばけんのだしかみはなわ/かとりじんじゃまっしゃおおすぎじんじゃ)
昨年ここの神輿のホームページなどで承知して一度行ってみたいと思っていた神輿に行ってきた。香取神社は東武野田線の野田市駅から徒歩で12・3分のところに鎮座しているお宮さんで、大きな木立に覆われた立派なお宮さんだ。今日は末社「大杉神社」祭礼と言うことでの神輿渡御だが、白木睦が主体になって7月21日定日の渡御を維持しておられるようだ。神輿は大正14年、地元の宮大工さんが調整した神輿で、屋根と台輪廻りが銅版葺きのように思えるもので、新調後、修復したことはまだ無いそうである。その意味では古色蒼然たる雰囲気の神輿だ。台輪は115センチ(3.85尺)ある。神輿そのものは胴体が白木の彫刻神輿で、見た目には神輿自体はそう特徴が顕著というほどとは思えなかったが、なにしろ古い神輿を維持されるのは大変だろうと拝察した次第である。
一番ビックリしたのは、縦の担ぎ棒の長さで、私の歩幅で21歩あったからおおむね15−6メートルあるのではないか。しかも台輪に差し込むのではなく、前後の飾り棒の先端に横棒を取り付け、その台輪からはみ出た横棒に縦棒をつけるので、縦棒と縦棒の間の距離が3メートル近くもある。縦棒だけでも4人以上でないと動かせないそうである。更に正面と後面の台輪のところに、野田の醤油「キッコーマン」の缶を3個並べて取り付けてある。これを担ぐときに叩くそうだ。神事は午前中に済んでいるそうで、18時定刻に花火の合図で縦棒にとっつき、ヨイトのまま社殿前、広い参道を運び、鳥居をくぐる。ここまで全てヨイトである。鳥居を出ると(因みに出るのも棒が長すぎて大変だった)頭の合図で肩が入る。お囃子車などないので、野田の担ぎで2本棒を多少左右に揺らしながら、進む。棒が長いせいもあって、しなり気味であるが、それが良いクッションにもなっている。途中から提灯に灯が入り、なかなか担ぎ方とも相俟って美しい情景だった。なお、終了予定は21時とのことでもあった。平日なのにそこそこの担ぎ手の数でもあった。
(斎藤力・さいとう つとむ)  

 

 

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