千葉県習志野市実籾/大原大宮神社

 

千葉県千葉市花見川区幕張/子守神社

 

千葉県八千代市大和田町/時平神社

 

2009

平成21年 11月23日(月)

今日は各社ごとに花流し(町内巡行)が行われる。

千葉県習志野市実籾/大原大宮神社
(ちばけんならしのしみもみ/おおはらおおみやじんじゃ)
今回の三山七年祭で唯一作人札に「後藤直光」となっている大原大宮神社は、京成実籾駅から徒歩で7分ほどの線路沿いの小山に鎮座している。台輪114センチ(3.8尺)の神輿で、後藤にしては珍しく破風方の屋根である。勿論修復してあるのだろうが、相応に古い形式で、鳳凰も我々が良く目にする後藤の鳳凰とは一寸違った形をしていた。神社社殿左奥にある神輿庫には、ガラス越しで見にくいが、台輪が5尺はあろうかという旧神輿が入っていた。8時から花流し(町内渡御)の神事が始まり、30分ほどで終了した。その後金棒や少女の手古舞なども加わった行列を組んで、9時の花火とともに神輿が挙がり、境内で揉んだり差したりした後に社殿左手の車用出口から出発し、団地方面に向かった。丁度神社奥の銀杏の木が黄色く色付いていて、綺麗で神輿にマッチした感じだった。因みに七年祭各社とも担ぎ手は「かきふ」と呼んでいるが、昨日に比して少ないようだった。地元だけの場合は人の揃えが大変なのだろう。

千葉県八千代市萱田町/時平神社
(ちばけんやちよしかやだまち/ときひらじんじゃ)
京成大和田駅から15分ほどのところにある神社で萱田町時平神社と後述する大和田町時平神社がある。萱田町の方が神社としての神輿を持っているようで、境内の古めかしい集会所の左脇に新しい神輿庫がある。中台神輿店の職人が来ていたので聞いたところ、この神輿は何度かに分けて修復しているらしい。最初の修復の時に神輿の中から天保4年(1834年)に作成したという書付けが神輿内から出てきたそうである。11時から花流しの式典があるのだというので、高津比盗_社宮出し(8時)から廻ってきた片桐氏と小一時間ほど待った。神事は二宮神社の神官がきて、簡素に行われ、八千代市長もお祝いにかけつけて挨拶していた。司会の方から神事が終了したので、神輿をトラックで運び、他所へ持っていく。この場で昼飯後、担ぎ手は13時20分に神輿のところへ集合」というので一瞬真っ青になったが、若い衆が集まっているので昨日の反省も兼ねて神輿を揉んでおこうという有難いお言葉で、10分近く揉んだり差したりしてくれて助かった。こちらの一気に上げる場合の特徴は上下に4回揺すって(他社は大体2回)5回目に上げて差すことと、その時に一瞬だが神輿を放り投げることだろう。因みに肝心の神輿は台輪124センチ(4.1尺)で台輪の次に(上に)2センチほどの台が二重台輪のように付いている。それと軒下に四方とも15センチほどの大きさの「ケマン」がぶら下がっていることだろう。これは瓔珞を通して良く見ないと見えない。駒札は小さく「萱田町」となっている。

千葉県千葉市花見川区幕張/子守神社
(ちばけんちばしはなみがわくまくはり/こまもりじんじゃ)
12時半神事、13時花流しの宮出しと聞いていたが、来てみたら既に神輿は鳥居から出ていて大通りに置いてあり、時間的にはそこで神事が始まっていた。先着の仲間に聞いたところ、鳥居をくぐるのに担ぎ棒が長すぎるので、はずしてすぐにトラックに載せてここまで持ってきたそうだ。昨日の宮出しでも苦労していたから分るけれど、何か変だという感はいがめなかった。ともあれ神事後、13時に予期に反して神輿をトラックに積み、金棒、手古舞、役員などの後にトラックが付く形で行列がスタートした。そして幕張一丁目の端っこの方に行列が到着し、トラックから神輿が降ろされて担ぎ棒が組まれて、13時45分から「かきふ」による渡御がスタートした。太陽光線の具合の良いところで撮影を切り上げた。昨日宮出しを撮っているから良かったが、残念な花流しの宮出しではあった。この辺は屋根瓦の立派な家が多い地域で本当にビックリした。これを背景に撮ったら良い写真が出来ると思う。ここで予定外の時間を費やしたので以下急遽予定を変更した。

千葉県八千代市大和田町/時平神社
(ちばけんやちよしおおわだまち/ときひらじんじゃ)
こちらの時平神社は萱田町とは国道を逆に行って大和田小学校の近くになる。大和田町では非常に大きい山車を持っていて瓔珞・鳳凰付きの今まで見たことのない様式の山車である。そして昨日は萱田町の神輿とともに三山二宮神社に行っている。昨日二宮神社境内で撮影していた丸山氏によると、山車も二宮神社に宮入りするそうだ。兎に角大きい山車で横幅が道路ほぼ一杯で、見ていると微笑んでしまう。進行途中で台車の向きが曲がってしまうと、何人もの若衆が棒を持ってきて、木製の車輪を皆で持ち上げて軌道修正する形だ。これの動いているところを撮りたくて戻ったが、午前中に残って撮影した方が良かったのに!と自分でも恨めしかった。山車は大和田駅のすぐ近く最初置いてあってここを12時半に出発するそうである。皮肉なことだが、自分の恨めしかった顔が笑顔に豹変したのは、15時すぎに大和田時平神社近くで萱田町の神輿とのコラボレーションが撮影できたことだろう。15時−15時半に両方とも同じ場所での休憩に今回はなったようだ。
結局行けなかったが、幕張三代王神社は12時半−22時まで、二宮神社は15時ころに田喜野井というところから出発して神社宮入りに向かうそうである。
(斎藤力・さいとう つとむ)

 

 

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